埼玉県立近代美術館で現代美術展 【現代美術展 CAFネビュラ展】

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2023 CAFネビュラ展 埼玉県立近代美術館での展示風景
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2023 開催展

2022 開催展

2021 開催展

2020 開催展

2019 開催展

2018 開催展

2017 開催展

2016 開催展

2015 開催展

2014 開催展

2013 開催展

2012 開催展

2011 開催展

2010 開催展

イベント

CAF ネビュラ展

埼玉県立近代美術館で現代美術展 終了

2023 CAFネビュラ展 入場無料

会期/2023年11月1日(水)〜11月12日(日) 11月6日(月)休館
時間/10:00〜17:30 最終日15:30まで
会場/埼玉県立近代美術館 一般展示室
特別企画/「埼玉前衛からCAFネビュラへ」11月1日(水)〜11月5日(日)/ 第4展示室
オープニングセレモニー/11月3日(金)15:00〜16:00/展覧会場内


現代美術展案内(表)
展覧会案内(表)
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出品作家紹介(90名)


青木孝子 おづたかし 硯川秀人 中谷れい子 松尾一男
赤松 功 小野寺恵美 硯川有紀 中吉京子 松丸健治
荒井喜好 小野寺優元 清野光男 新居妙子 松本安良
新井知生 鹿島 寛 鷹啄榮峰 野口眞木雄 南 照子
井崎聖子 菅野美榮 髙𣘺輝夫 野口真理 峰岡 順
伊藤克広 木島隆夫 鷹嘴 直 野原一郎 宮下 泉
犬飼三千子 金原京子 髙山典子 萩原万里子 百瀬裕明
イマイ惠子 倉藤紀子 田島和子 幡谷フミコ 森田順子
上田貞子 Claire de CHAVAGNAC 田島 環 早川由利子 森本恭代
植野智子 小金富美子 圡田香奈子 林 正彦 安田 淳
ウチダ ミズホ 五嶋 稔 鶴巻美智子 平野雅子 やはた文明
大嶌 幹 古山由樹 徳永陶子 広瀬弘子 山本和子(非公開)
大島由美子 齋藤英和 中川知美 藤下 覚 ゆうこ・ゆう
大西房子 坂谷和夫 長沢晋一 藤原洋次郎 よだ みちよ
奥野由利 坂本伸市 中嶋令惠 星 晃 渡辺武郎
尾﨑ゆみ 佐藤淳一 永田ケイ子 星加民雄 五月女幸雄
小澤はるみ 佐藤洋子 仲野 真 穂積穀重 重村三雄
小田原佳美 菅野純子 中村齋子 本田貴侶 高木康夫
特別企画展示作家



オープニングセレモニー

オープニングセレモニー2023年11月3日



特別企画/「埼玉前衛からCAFネビュラへ」

特別企画展示2023年11月1日〜11月5日



主催

さいたま国際芸術祭実行委員会・2023CAFネビュラ展実行委員会・CAF.N協会


2023CAFネビュラ展の開催を祝す

建畠 晢 [埼玉県立近代美術館館長]

 2023 CAFネビュラ展の開催、お目でとうございます。私は埼玉県立近代美術館の館長に就任して以来、継続的に本展を目にし、会場にあふれる自由で開放的な雰囲気と出品作品の質の高さに、毎回、敬服の念を新たにしてきました。六本木や上野で開かれる大手の公募団体展が継承の論理を重視することで、かえってかつての権威を弱めつつあるように思えるのに対し、CAFネビュラ展が維持し続けている明るさや求心力は、ピラミッド的なヒエラルキーとは無縁なアーティストたちの個々の活力によるものといえるでしょう。CAFネビュラが標語として掲げるネビュラとは、私には既存の秩序に依拠することなく多様な可能性を包含する体制、まさに渦巻状に運行している壮大な星雲のように、外部の動向をも巻き込み、新たな才能を積極的に取り込む開かれた運動体であろうという意志の表明であるように思われるのです。組織を硬直させる人的なしがらみに拘束されることのない例外的な集団といってもよいでしょう。

 1978年の「埼玉美術の祭典」を前史とするCAFネビュラは、その後の半世紀に近い経緯の中で何度か名称を変え、仙台展、京都展や海外展などを差し挟み、また海外からのゲスト参加なども交えつつ、今年に至っています。その視野の広さや国際的な行動力、震災などの出来事に応じた企画力などは特筆に値します。私が直接に知るようになってからは、代表である本田貴侶氏の木彫の力作やCAFネビュラならではの多様性を受け入れる穏和なお人柄に魅せられてもきました。
 今回からは実行委員長として硯川秀人氏にバトンタッチされ、さいたま国際芸術祭に参加し、また「埼玉前衛からCAFネビュラへ」を特別企画として組み込むなど、さらなる意欲的な展開がなされています。この企画は最初期の本展に中核的なアーティストとして関わった五月女幸雄氏、重村三雄氏、高木康夫氏の作品展示で、幸いにして埼玉県立美術館がお三方の主要作を所蔵していたので、喜んで出品に協力させていただきました。

 さて今日のアートを取り巻く社会は、楽観的な状況とは程遠いものであるといわざるをえません。地震や津波、原発事故、洪水などの自然災害が相次ぎ、コロナ禍は依然として収まることを知らず、世界各地の地域紛争も厳しさを増しています。私たちはそうした困難な現実から目を背けていることは許されないでしょう。アートの世界だけが“お花畑”でありうるわけではなく、現実の不条理と対峙することを迫られてもいるのです。しかしそれは単なる批判や糾弾に終わってはならないはずです。アートとはそこからの救済を目ざし、希望への道を切り開こうとする精神の営みでもあるべきではないでしょうか。
 たしかにCAFネビュラは集団としての特定の政治性や社会性を帯びた主張を掲げることのない集団であって、メンバーそれぞれの個性的な世界が自在に展開されています。しかしそのことは、現実社会と無縁であることを意味してはいないはずです。CAFネビュラの星雲が、アーティストたちを、また作品を目にする観客たちを勇気づけ、より良い世界への道程を明るませてくれる、そんな心温まる展覧会場であることを願いつつ、私からのこのチャーミングな集団へのオマージュとさせていただきます。



ネビュラの可能性 ―埼玉からの発信―

硯川 秀人 [2023 CAFネビュラ展実行委員会 実行委員長]

 CAF.NのNはNebula(ネビュラ)の頭文字で星雲の意味です。アートの交流が渦巻き状に展開されること、充満したアートのエネルギーが新しい時代に生きる人達に届くことを願って名付けられました。
 CAFは1978年以来、埼玉美術の祭典、第1次CAF、第2次CAFと呼称を変更しながら現代美術のコンセプトと表現の問題を社会に問う運動を展開してきましたが、これに加え地域とアートの交流、さらに国際交流の方向性を中軸に位置づけ「CAF.Nebula」と改称し新たに出発しました。
 それは一極集中の進歩発展的思考に見直しがかかり個人や地域の独自性が求められている現在、アーティストの自由で純粋な思考が硬直化した地域の現状を打破する糸口を生み出せるかもしれません。あるいは異なる文化や状況の中で創作された作品を目の前にした時、新しい生き方にヒントを与えることができるのではないでしょうか。
 インターネットにより世界のどこでも情報が共有できるようになりました。それゆえの多様化による個々の価値観に重きがおかれる過渡的な現状において、私達は自覚的な開かれた視点で現代を表現する必要があるのでしょう。
 星雲は多くの星を内包し新しい粒子を生みながら変化し、そして渦になり雲の形状を成します。私達もいわば変遷を続けながら常に新しくありたいと考える集合体です。
 CAF.Nはここから地域へ海外へとアートの力を発信していきます。



展覧会開催の歴史

1978~’83 埼玉美術の祭典(6回)
1984~’87 現代美術の祭典(4回)
1988 現代美術120人展(Pre-CAF)
1989~’91 Contemporary Art Festiva(l 第一次 CAF)(3回)
1993~2003 Contemporary Art Festiva(l 第二次 CAF)(10回)
2004~現在 Contemporary Art Festival Nebula(埼玉県立近代美術館、2013、'14 せんだいメディアテーク)(19回)


CAF ネビュラ協会のプロジェクト

2004.7 アイスランド日本現代美術展(アイスランド、ハフナルボルグ美術館)
2005.4 CAF.N 京都展(京都、ギャラリーそわか)
2006、’08、’10、’12 CAF.N 横浜展(横浜市民ギャラリー)
2006.4 2006 CAF.N ミシガン展(ミシガン大学ギャラリー)
2006~’13 コンパレゾン展(グランパレ/パリ)
2007.2  CAF.N 銀座展(東京・銀座、ギャラリー風)
2007.5 CAF.N 松江展(島根県立美術館)
2007.9 CAF.N 仙台展(せんだいメディアテーク)
2008.4 CONTEMPORARY ARTISTS OF JAPAN(ノースアリゾナ大学ギャラリー、USA)
2008.5 CAF.N ラトヴィア展(リーガ国立海外美術館、ラトヴィア)
2010~2018 CAF.N びわこ展(大津市歴史博物館)
2011.5、2017.6 CAF.N 金沢展(金沢21世紀美術館)
2012.8 CAF.N 熊本展(熊本県立美術館)
2014.7 CAF.N 渋川展(渋川市美術館)
2019.5 CAF.N 坂戸展(アートギャラリー月桂樹)
2019.8 CAF.N メキシコ展 ― 合流点 ―(グアナファト大学ギャラリー)
2020.7 CAF.N びわこ展 ― KUROGO Vol.1 ―
2020.8 CAF.N びわこ展 ― 湖の覚層 Vol.1 ―
2021.3 春のCAF.N展 2021
2022.5 CAF.N金沢展(金沢21世紀美術館)
2022.7 CAF.Nびわこ展(大津市歴史博物館)
2023.4 CAF.N秩父展(秩父美術館ギャラリー)


Possibility of Nebula -Message from Saitama-

2023 CAF Nebula Exhibition Executive Committee Chairman SUZURIKAWA Hideto

 The letter “N” of CAF.N is the initial for Nebula, named to wish that our artistic interaction spread out spirally and our energy of art reach out to many people living in this new era.
 Since 1978, CAF, changing its name from Saitama Art Festival to CAF-First Stage, and then to CAF-Second Stage, inquiring to the society the concept and expression issue of contemporary art, we have developed as an artistic movement. Moreover, putting community-art-exchange and international art exchange at the position of axis, we made a new start as “CAF.Nebula”.
 Rethinking the one-directional progress thought and originality of people and communities sought nowadays, free and pure ideas of artists may lead to some clues for breaking down this ossified current state. Or more, by encountering art works created in different cultural environments, hints may be given to our new life.
 Today, we can share information by the internet everywhere in the world. Therefore, in the excessive-like current situation that importance is placed on individual sense of values by diversification, we need to express this era by subjective open viewpoint.
 Nebula, including many stars make change creating new particles to a spiral and then form a cloud. We are, so to speak, an aggregation wishing to be always fresh and new, making transition.
 CAF.N will transmit the power of art to the community and abroad from this place, Saitama.




Thirty years have now passed since we first started to hold exhibitions. Examples include:
1978-’83 Saitama Art Festival (6 times)
1984-’87 Gendai Bijutsu Festival (4 times)
1988 Exhibition of Contemporary Art by 120 Artists (Pre-CAF)
1989-’91 Contemporary Art Festival (CAF, in its initial stage) (3 times)
1993-2003 CAF (in its 2nd stage) (10 times)
2004- CAF.Nebula Exhibition (The Museum of Modern Art, Saitama, Sendai Mediatheque)

By means of projects such as these, CAF exhibitions were originally intended to raise social awareness of the expressions and concepts of contemporary art. The planning and managing of all the CAF exhibitions is done by the artists themselves.


PROJECTS OF “CAF.N Association”
2004.7 Contemporary Art From Japan in Iceland (Hafnarborg Museum)
2005.4 CAF.N in Kyoto (Gallery Sowaka)
2006,’08,’10,’12 CAF.N in Yokohama (The Yokohama Civic Art Gallery)
2006.4 2006 CAF.N in Michigan (Michigan Univ. Gallery)
2006-’13 COMPARAISONS in Paris (Grand Palais)
2007.2 CAF.N in Ginza (Gallery Kaze)
2007.5 CAF.N in Matsue (Shimane Art Museum)
2007.9 CAF.N in Sendai (Sendai Mediatheque)
2008.4 CONTEMPORARY ARTISTS OF JAPAN (North Arizona Univ. Gallery)
2008.5 2008 CAF.N in Latvia (Riga Museum of Foreign Art)
2010-’18 CAF.N in Biwako (Otsu City Museum of History)
2011.5, 2017.6 CAF.N in Kanazawa (21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)
2012.8 CAF.N in Kumamoto (KUMAMOTO PREFECTURAL MUSEUM OF ART)
2014.7 CAF.N in Shibukawa (Shibukawa City Museum)
2019.5 CAF.N in Sakado (Art Gallery Gekkeizyu)
2019.8 CAF.N in MEXICO ― CONFLUENCIA ― (universidad de Guanajuato)
2020.7 CAF.N in Biwako ― KUROGO Vol.1 ―
2020.8 CAF.N in Biwako
2021.3 2021 Exhibition CAF.N in Spring
2022.5 CAF.N in Kanazawa (21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)
2022.7 CAF.N in Biwako (Otsu City Museum of History)
2023.4 CAF.N in Chichibu (CHICHIBU MUSEUM OF ART)




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