現代美術展 2016 CAFネビュラ 関連企画2

アーティスト・トーク

記録

■ 名称=2016 CAFネビュラ展 アーティスト・トーク
■ 会期=2016年11月12日(土)
■ 会場=埼玉県立近代美術館 一般展示場
■ 来場者=40名


アーティスト・トーク

アーティスト・トーク

概況

 2016 CAFネビュラ展のアーティスト・トークは久しぶりに再会した出品者や展覧会を見に来て下さった方々も交えて大勢の参加者になりました。この日は午後一番「ワークショップ」(13時〜14時)として毎年びわこ展でお世話になっている藤原昌樹さんの「消える彫刻・巨大シャボン玉」が美術館の屋外、北浦和公園内であって晩秋の晴天にも恵まれ大勢の参加者、大人も子どもも楽しいひとときの続きで終了と同時に展示会場の入口に集まって来られ、アーティスト・トークのスタートとなりました。
 今年のこの企画の係として会員の中から星加民雄さん(熊本から来られた)、宮下泉さん、中川和佳さん(新会員、初出品)と山本和子の4名が担当係で当日進行方法などを話し合いA室から順番に進行しました。この日夕刻はレセプションなので出席予定者の方々には早めに来場して是非ともトークに出席していただきたい旨前以てお願いし、その方々のお顔が見えるとホッとしたりしました。飛び入りの作家さん達にもご自分の作品の前で短くて良いので「3分間!自己紹介と思って」一言お願いしたいと声をかけました。
 アーティスト・トークはほぼ毎年行事にしておりますが、その年によっては、前後の企画(ワークショップや会場内のダンス、パフォーマンス、講演会など)で時間的にも押せ押せになったり、その場にならないと掴みきれない事もあると感じつつ今回はA室から進むにつれて人も多く会場内に集まり、トークするアーティスト達も次々と増えてスムースな進行ができました。CAF.N展は全国からの出品者が多く、毎年全員が展示ではなく、基本的には隔年出品になっていますが2、3年かそれ以上の出品の方もおられます。会員同士でも作家と作品をお互いに知らない様なこともあります。アーティスト・トークで一言でも自己アピールしていただくことは意義あることだと思います。今年のCAF.Nのゲスト作家の紹介制度で出品していただいた内外の7名の作家の中でも会場に来ていただけた彫刻の石谷幸二氏(鳥取から)、インスタレーションのいしばしめぐみ氏がアーティスト・トークに参加していただけたし海外からの作家は遥々メキシコから映像作家のガブリエラ ナターシャ グラシア ゴンザレス氏(女性)は、通訳を通してトークをして下さり、新鮮な思いが伝わりました。
 A室から次々と時間内に会場に来られた作家や少し遅れて来られた方々にはもどって加わっていただいたりとほぼ大半の出品者にご協力いただき一般の来客共々終了までお付き合いいただきましたことは有難いことでした。(山本和子)