現代美術展 2017 CAF.N 金沢展

2017 CAF.N 金沢展

現代美術金沢

記録

■ 名称=2017 CAF.N 金沢展
■ 会期=2017年6月13日(火)〜18日(日)
■ 会場=金沢21世紀美術館 市民ギャラリーB
■ 主催=2017 CAF.N 金沢展実行委員会
■ 入場者=2814名

出品者

青山洋子・赤松功・新井知生・池上奨・石橋高次・李宣喜・一ノ瀬智恵乎・岩渕毅弘・上田貞子・大島由美子・大西房子・奥野由利・尾崎ゆみ・岸上嘉世子・小泉桂子・五嶋稔・小松富士子・桜井武人・白井正浩・鈴木治男・硯川有紀・須知鏡子・清野光男・鷹啄榮峰・田島和子・棚瀬修次・出村まさと・中村弥生子・長沢晋一・仲野真・中吉京子・野原一郎・萩原万里子・平野雅子・本田貴侶・松本安良・南淳史・南照子・峰岡順・宮下泉・森田順子・森本恭代・安田淳・やはた文明・山本和子・吉田佑子・渡辺由紀子

概況

 2017年6月13日(火)から18日(日)の期間、金沢21世紀美術館市民ギャラリーにおいて会員43名と石川県関係者4名による2017 CAF.N金沢展を開催しました。オープン前日の12日(月)午後から出品者と業者による展示作業を行い、作品移動やインスタレーション等の設置にかなりの時間を要したものの、参加者の協力により充実した展示会場を作成することができました。2部屋の展示スペースには平面作品40、立体3、インスタレーション4をバランス良く配置し、天井の高さも十分あって、ゆったりした展示構成ができたと 思います。
 展覧会初日には出品作家によるアーティスト・トークが行われました。地元会員安田淳氏の司会進行により33名の作家が表現に対する思いや制作姿勢などを熱く語り、一般観客を交えてのやり取りは各作品の鑑賞を含め意義あるものであったと考えます。現代美術という大きな命題に対しての自問や現実に向き合う姿勢など各作家の発言は作品理解への足がかりとなったことに疑いありません。その後美術館内のレストランにて懇親会を開催し、本会代表本田氏、事務局長沢氏以下34名の参加者で地元作家との交流を深めることができました。
 入場者数は2814名で、展示内容も好評であり、大変盛会のうちに終了することができました。金沢21世紀美術館は集客力の大きい美術館であり、今後も開催されることを期待します。開催にあたり事務局をはじめとして地元作家のご協力に感謝しています。(やはた文明)