現代美術展 2012 CAFネビュラ びわこ展

2012 CAFネビュラ びわこ展

記録

■ 名称=2012 CAF.Nびわこ展
■ 会期=2012年8月19日〜25日
■ 会場=大津市歴史博物館
■ 入場者=883名

参加者

浅岡憲介・飯田 誠・浦 由佳里・奥野由利・尾上泰一・片山龍一・北川美和・衣笠泰介・木下 順・小泉桂子・志水昌弘・須知鏡子・種池仁志・辻田恭子・辻並啓子・並河冨美代・成宮けい湖・初田 寿・日花治子・フジイタケシ・藤原和子・藤原昌樹・藤原みどり・保ケ渕靜彦・細川華子・堀 健・峰本克子・山田俊行・山中 隆・山本和子・吉岡ちえ子・吉村昌子(平面:21名 立体:11名 計32名)


現代アート 琵琶湖
現代アート 琵琶湖
現代アート 琵琶湖

2012年8月19日(日)から25日(土)まで、滋賀県大津市にある大津市歴史博物館で会員と地元作家を含めた32名で展覧会を開催しました。今回も開催は、会員と地元作家の共同運営で、9月19日(日)にアーティストトーク「アートの 今・これから」を開催し、出品作家と一般の参加者がそれぞれの言葉でアートに対する思いを語りあいました。その後、博物館併設のレストランで懇親会を開催し、関西在住作家との交流もはかりました。21日(火)には、「愉快な綱引き/絵と言葉の関係」と題し、アーサー・ビナード氏(詩人・翻訳家)の講演会を開催しました。また、新たな試みとして、子ども向け事前ワークショップ「巨大シャボン玉 飛ばす・遊ぶ・描く」を7月28日(土)・29日(日)の2日間開催しました。巨大シャボン玉を体験し、その想いを巨大絵画で表現する。最初から最後まで作家が指導し作家アトリエを開放。完成までのプロセスを記録映像として会場で放映し、びわこ展会場に作家と同列で展示しました。
 入場者数は883人で、丁寧に時間をかけて鑑賞する方が多く、「すばらしい展覧会だった」「幅広い年齢の作家が参加して、子ども達の絵が作品になってる!・・・すごい!」「今後も、継続開催してほしい」「現代美術がこんなに面白いとは思わなかった」「びわこ発信がいい」など、鑑賞者から、このようなうれしい声を多数いただきました。小・中学校等の保護者グループや教員グループが美術教育の場として、また、養護老人施設等が生涯学習の場として団体鑑賞を行い、出品作家が作品を解説し、現代美術をより身近に感じてもらうこともできました。今回は、広報関係にも力を入れ、美術史家の石丸正運氏にご寄稿いただいたり、企業様のご協力にも恵まれました。また、事前取材も多く、月刊美術の記事掲載、テレビや新聞紙面を見て来場された方も多くおられました。画廊の協力等もあり関西での「CAF.N」の名が浸透しつつあります。しかし、前回開催での反省点を克服できるよう運営努力をしていますが、改善すべき点が数々あり、今後の運営していく上での課題が明確になってきました。
 関西の美術関係者からは高い評価をいただき、また、地域の方だけでなく、多くの方々に興味を持っていただけたのも、皆様のご理解とご協力があってのことだと思います。ご支援、ご協力いただいた皆様に深く感謝いたします。