ビバ!さいたま・メキシコ フェスタ―合流点― 関連企画2 2020CAFネビュラ展


ビバ!さいたま・メキシコ フェスタ

ビバ!さいたま・メキシコ フェスタ

 2020年のCAFネビュラ展は「オール埼玉で彩る文化プログラム公募事業」に申請し、埼玉県版文化プログラムを進める上で核となり、先導的な役割を果たすレベルの高い文化プログラムであると評価を受け、埼玉県文化振興基金の助成を取得することができました。事業目的は「異文化交流、紹介をすることを通して日本の文化を再認識する場を多くの人に提供する」といたしました。
 18名のメキシコ作家の展示並び【特別企画】のフェスタはこの助成により、実現したものです。


記録

名称=ビバ!さいたま・メキシコ フェスタ―合流点―
会期=2020年11月7日(土)
ワークショップ 13:00〜14:00
音楽演奏 14:00〜15:00
会場=北浦和公園疎林広場
来場者=延べ200名
会場設営=メキシコ死者の日の祭壇設置
協力者=延べ35名
ワークショップ アンタル・トゥレホのデザインによるお面「ツォンパントリ」に色をつける=参加者 30組 70名 協力者 18名
音楽演奏=演奏者6名 音響2名



概況

フェスタ会場設営
 フェスタを実施する北浦和公園疎林広場に早朝より会員が集合し、メキシコの国民的行事である「死者の日」に飾られる祭壇を再現し、樹木間に日本の提灯(会員が彩色)とメキシコのパペルピカド(切絵の旗)を吊るし、広場全体がお祭りの雰囲気になるように演出しました。「死者の日」は日本では「お盆」に当たる行事でお祭り的要素が強く、日本の盆踊り、縁日の様子とリンクさせてみました。装飾のための材料は7月頃からCAF.Nの会員たちが手分けをして準備を進めました。 ワークショップ アンタル・トゥレホのデザインによるお面「ツォンパントリ」に色をつける
 新型ウイルス感染対策の為、受付にて整理券発行、検温、消毒、距離をとって10カ所の島を作って実施。
 出品者で立体作家のアンタル・トレフォ氏がアステカ神話に登場する神をお面にアレンジし、型取りで作成したものにマーカーで自由に彩色しました。本来はメキシコ作家たちが来日し、参加者と会話を交わし、交流を楽しむワークショップの予定でしたが、新型ウイルス感染拡大により来日できなかったことは残念です。
音楽演奏「ロス ラギートス」 メキシコの民衆音楽「ソン・ハラーチョ」の演奏
 フェスタ会場が一つの場となり盛り上がることを目的に、このフェスタにふさわしい音楽を探した結果、このグループを招くことができました。リーダーの増田耕平氏がメキシコ 留学中にメキシコ ベラクルス州の民衆音楽「ソン・ハラーチョ」に出会い、グループ「ロス ラギートス」を結成、海外ツアー、ドキュメンタリー映画製作、ワークショップなどの活動を行っています。野外の為、音響効果を考慮し、本格的にスピーカー、マイクを設置し、トークも交えて、明るくリズミカルでありながら懐かしさを感じさせる音楽に大勢が聴き入り、体を動かしたり手拍子をとったり、当初の目的通り、会場全体が一つになり楽しむことができました。