春の CAF.N 展 2021CAFネビュラ展


埼玉県立近代美術館で春のCAF.N展

概況

 「春のCAF.N展2021」が2021年3月16日から3月21日まで埼玉県立近代美術館(B1第1展示室)で行われました。  この展覧会は「さいたま国際芸術祭2020」後援(さいたま市)の事業の一環としてCAF.N協会が本来母体でその会員の有志40名でおこなわれた展覧会です。
 本来なら2020年に実施される予定でしたがコロナの感染などの影響で1度中止になり、2021年に新たに実施となりました。
 この展覧会についてはCAF.N協会の事務局員などで会議など設け、通常行われるCAFネビュラ展(主に11月に実施される秋の展覧会)ですが今回は春ということで本展とはまた違った展覧会にしましょうということで、春の軽やかさや鑑賞する方々が気軽に作品を感じてもらえるよう討議されました。
 秋のCAFネビュラ展はどちらかというと作家の醍醐味が感じられる大作が多くそのせいか展示も団体展特有の画一的な方向になりやすい面もあり、それはそれで観る方々を圧倒し、また日常からかけ離れた美術の世界を感じることができますが今回の「春のCAF.N展2021」は入口から各作家達の小品が陳列され幾分軽やかな気持ちで進み、次の展示空間は展示壁がサイドから自由に往来できるように中央に配置され秋の展覧会とはまた違う大小の様々な作品群が並びアメージングな世界を垣間見ることができました。  1つの展覧会を行うということはやはり大小に関わらず大変なことのように思います。ましてやコロナ感染という類のない事態の中、鑑賞者の立場を考え日常から解き放たれた場所を提供するということは1人の作家ではなかなか成し遂げられないことではないかと思います。
 しかし今回、各出品作家達が力を合わせて創意工夫をして鑑賞者の方々に喜んでもらえるよう熱い想いで各々携わっていたように感じました。ホームスティを余儀なくされていながらも鑑賞してくださった方々にもその想いは幾分か感じとっていただけたのではないかとも思います。
 そして「春のCAF.N展2021」が無事終えられたことは今のこの状況の中でもそれなりの意義があったのではないかと改めて出品作家共々思うことが出来たのではないでしょうか。
 コロナ感染という状況化の中一刻も早い終息を祈りつつ大らかで自由な美術の世界がさらに広がることを日々、本当に願わずにはいられません。(五嶋 稔)




記録

名 称=春のCAF.N展2021
会期=2021年3月16日(火)〜21日(日)
会場=埼玉県立近代美術館
参加者=赤松功、伊藤克広、犬飼三千子、イマイ惠子、今村園子、石上城行、植野智子、奥野由利、小野寺恵美、鹿島寛、金谷ゆみえ、菅野美榮、倉藤紀子、Claire Brugnon、小金富美子、小谷節也、五嶋稔、硯川秀人、硯川有紀、清野光男、鷹啄榮峰、達和子、?田香奈子、中川知美、長沢晋一、中嶋令惠、新居妙子、野口眞木雄、野口真理、野原一郎、萩原万里子、平野雅子、藤原洋次郎、星晃、本田貴侶、松丸健治、松本安良、宮下泉、森田順子、森本昭宏