埼玉県立近代美術館で現代美術展 【現代美術展 CAFネビュラ展】

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2022 CAFネビュラ展 埼玉県立近代美術館での展示風景
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2015 開催展

2014 開催展

2013 開催展

2012 開催展

2011 開催展

2010 開催展

イベント

CAF ネビュラ展

埼玉県立近代美術館で現代美術展

2022 CAFネビュラ展 入場無料

会期/2022年11月2日(水)〜11月13日(日) 11月7日(月)休館 終了
時間/10:00〜17:30 最終日15:30まで
会場/埼玉県立近代美術館 一般展示室 全室


現代美術展案内(表)
展覧会案内(表)
拡大画像はこちら
JPEGファイル(1.4mb)
  現代美術展案内(裏)
展覧会案内(裏)
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出品作家紹介(88名)


赤松 功 石橋髙次 森田順子 野村直子 鷹啄榮峰
明地信之 片桐十三夏 村田純江 小田光代 鷹嘴 直
荒井喜好 木島隆夫 長沢晋一 尾田芳子 髙𣘺輝夫
鹿島 寛 金原京子 永田ケイ子 奥野由利 丹澤和美
五嶋 稔 岸上嘉世子 中川和佳 小野寺恵美 圡田香奈子
萩原万里子 小金富美子 中川知美 小野寺優元 鶴巻美智子
橋谷勇慈 古藤典子 中井弥生子 尾﨑ゆみ 植野智子
幡谷フミコ 倉藤紀子 中根和美 小澤はるみ 和田喜代
平野雅子 松丸健治 仲野 真 齋藤輝昭 山本和子
平塚良一 まつもとやすこ 中嶋令惠 坂谷和夫 矢野道彦
日下信介 松本安良 中谷れい子 桜井武人 安原竹夫
本田貴侶 松尾一男 新居妙子 さとうみゆ 安田 淳
星 晃 南 照子 西村文男 清野光男 𠮷田佑子
細井その子 峰岡 順 西野優子 城下万奈 ゆうこゆう
穂積穀重 宮下 泉 野口眞木雄 菅野純子 森山裕之
[ゲスト作家]
今村園子 茂木秀夫 野口真理 硯川秀人 安田 侃
[ゲスト作家]
犬飼三千子 森 竹巳 野原一郎 硯川有紀  
井崎聖子 森本昭宏 野見山由美子 田島 環  



激動の時代のCAFネビュラ展

本田貴侶 [CAF.N協会代表]

 2013年、当時の副事務局長と生前の高浜均氏の希望などを含め熱い申し出があり、CAF.N協会の代表を受けることに致しました。この会は初期から皆さんの意見を民主的にくみ上げ、より重要かつ必要な案件を採用し運営されてきました。各方面から一定の理解と支持を得、毎年展覧会場に足を運んでくれる鑑賞者や、協賛を続けて下さる方々とも深い関係を築いてきました。これから、さらなる展覧会のありようをどの様にしていったら良いか、時代への反応と自己のアイデンティティに立脚し責任ある制作発表を続けていくか、単なる作家の集まりで無く活動体として社会への対応を心がけていくか、深く考える必要がありました。
 2013年と14年のCAFネビュラの展覧会は埼玉県立近代美術館のリニューアル工事のため仙台メディアテークを会場として実施されました。震災後の東北でのCAF.N仙台展では、アートを通して多くの方々の希望への眺望となるプランをたてねばと決意し、東北の地を生かした展覧会となるべく胸震える思いが致しました。東北の被災地で各作家が『人間と自然』にどのような問いかけをするか、元茨城県近代美術館長市川政憲氏は、“ 一個の生命体として等身大に自然の細部と擦り合わせ、交感し、そこに垣間見る自然の現在に立っての仮説を提示することこそが、芸術の立ちようではないだろうか”“ 文明的存在としての人間に向けて物質を通して自然の細部と擦り合い、絶えざる現在を永遠の現在へともたらすのが芸術家の仕儀とあらためて考える”と、2014年の図録で述べています。ゲスト作家の盛岡市の清武氏、宮城県の杉崎氏、福島市の新井(浩)氏、盛岡市出身の作間氏、会員の野口氏、新井(達)氏はじめ多くの作者が、そのテーマを表現しました。東日本大震災と原発事故に続き、世界中に頻発する地球温暖化による異常気象、3年にもなるコロナ禍による混乱、生命と文化の破壊がもたらされているロシアによるウクライナ侵攻、テロと報復の連鎖等々、飢餓や貧困が広がり、想像を絶する災禍がもたらされています。私たちは微力ではあっても芸術の力を信じて行動したい。
 CAF.Nは秋の本展以外にも京都、横浜、松江、仙台、大津、金沢、熊本、渋川など日本各地で中規模展を開催しています。そこでは地元の作家の参加や地域住民との交流、ワークショップなどを通じて現代美術と地域文化のコラボレーションがはかられアートが様々な関係を繋いでいくように思います。海外展は、2004年のアイスランド、06ミシガン、06~13パリ、08アリゾナ、08ラトビアそして19年メキシコと開いてきました。メキシコでの18名のCAF.Nの作家による展覧会は、好評により8月~11月の長期にわたる巡回展として開かれました。2020年のCAF.N展は18名のメキシコ作家を招待し『SAITAMA MEXICO -合流点-』として開催されましたが、コロナ禍のため人的な交流は中止となり作品の展示のみになってしまいました。しかしワークショップや音楽演奏でメキシコ・アステカの文化を伝える活気ある展覧会となりました。まさに国際文化交流の成果として星雲の意味であるNebula(ネビュラ)が大きな渦になったと思います。近年急速に進むAIの発達によりデジタル化され再構成された新たなリアリティーが出現し、現実とフェイクの境界は曖昧になり、我々は今、誰も経験したことのない激しい時代の変換の渦に突入しようとしています。アーティストは自由な想像力を活かし、コンセプチャルなアートを生み出し、創造的世界を拡げることで大きな役割を果たすことが出来ると信じたい。
 CAF.Nは参加メンバーの固定化を無くし年ごとに組み替え、現代美術作家の代表となるような人を国内外から特別ゲスト作家として招聘し展示の質と活動の密度を高めています。銀座・ヒロ画廊やイタリア文化会館で個展を開催したミケーラ・ペドロン氏、ヴァシリス・アウミデス氏の作品はゲスト作家としてCAFネビュラ展でも展示し好評でした。今年度は国際交流の成果をハイレベルに成就するために海外で活躍している日本人作家を選びました。ピエトロサンタにアトリエが有る安田侃氏の作品と、パリで活躍した森山裕之氏の作品を招待展示することになりました。充実したCAFネビュラ展となることを期待いたします。



ネビュラの可能性

 CAF.NのNはNebula(ネビュラ)の頭文字で星雲の意味。アートの交流が渦巻き状に展開することと、充満したアートのエネルギーが新しい時代に生きる人たちに届くことを願って名付けられました。
 現代美術のコンセプトと表現の問題を社会に問う運動を展開しつつ地域とアートの交流、さらに国際交流の方向性を中軸に位置付け、活動の密度を高めています。一極集中の進歩発展的思考に見直しがかかり、個人や地域の独自性が求められている現在、それによって地域のアートとは何か、アーティストの自由で純粋な思考が、硬直化した現状を打破する糸口を生み出せるかも知れません。また海外の異なる文化状況の中で創作された作品に接する事によって新しい時代のパラダイムを探すためのヒントを見つけることができるのではと考え、ゲスト作家を国外から招聘する事に力を入れてきました。
 そのなかで、一昨年18名の会員がメキシコに行き交流展を実現しました。そして昨年はコロナ禍の中、18名のメキシコ作家の作品を招待し「SAITAMA MEXICO ―合流点―」として開催しました。加えてワークショップや音楽演奏でメキシコ・アステカの文化を伝える活気有る展覧会となりました。国際文化交流の成果がさらに拡大されNebula(ネビュラ)を大きな渦にしたいと思います。

展覧会開催の歴史

1978~’83 埼玉美術の祭典(6回)
1984~’87 現代美術の祭典(4回)
1988 現代美術120人展(Pre-CAF)
1989~’91 Contemporary Art Festiva(l 第一次 CAF)(3回)
1993~2003 Contemporary Art Festiva(l 第二次 CAF)(10回)
2004~現在 Contemporary Art Festival Nebula(埼玉県立近代美術館、2013、'14 せんだいメディアテーク)(18回)


CAF ネビュラ協会のプロジェクト

2004.7 アイスランド日本現代美術展(アイスランド、ハフナルボルグ美術館)
2005.4 CAF.N 京都展(京都、ギャラリーそわか)
2006、’08、’10、’12 CAF.N 横浜展(横浜市民ギャラリー)
2006.4 2006 CAF.N ミシガン展(ミシガン大学ギャラリー)
2006~’13 コンパレゾン展(グランパレ/パリ)
2007.2  CAF.N 銀座展(東京・銀座、ギャラリー風)
2007.5 CAF.N 松江展(島根県立美術館)
2007.9 CAF.N 仙台展(せんだいメディアテーク)
2008.4 CONTEMPORARY ARTISTS OF JAPAN(ノースアリゾナ大学ギャラリー、USA)
2008.5 CAF.N ラトヴィア展(リーガ国立海外美術館、ラトヴィア)
2010~2018 CAF.N びわこ展(大津市歴史博物館)
2011.5、2017.6 CAF.N 金沢展(金沢21世紀美術館)
2012.8 CAF.N 熊本展(熊本県立美術館)
2014.7 CAF.N 渋川展(渋川市美術館)
2019.5 CAF.N 坂戸展(アートギャラリー月桂樹)
2019.8 CAF.N メキシコ展 ― 合流点 ―(グアナファト大学ギャラリー)
2020.7 CAF.N びわこ展 ― KUROGO Vol.1 ―
2020.8 CAF.N びわこ展 ― 湖の覚層 Vol.1 ―
2021.3 春のCAF.N展 2021
2022.5 CAF.N金沢展(金沢21世紀美術館)
2022.7 CAF.Nびわこ展(大津市歴史博物館)




The Possibility of NEBULA

CAF.N Association Representative

out spirally and our energy of art reach out to many people living in this new era. Developing as an artistic movement, requiring the problem to the society the concept and issue of modern art expression, we are trying to increase the density of our activities which are at the position of axis in the direction of community-art exchange and international artistic exchange.
Rethinking the one-directional progressive thought, and originality of people and communities sought nowadays, free and pure ideas of artists may lead to some clues for breaking down this ossified current state, what is “art in community”. In addition, by encountering works of art created overseas with different culture situations, we believe that it is possible to find hints for searching paradigms in the new era. That is why we have put effort on inviting artists overseas.
Under these circumstances, 18 members achieved an exhibition in Mexico two years ago, and last year, in the COVID-19 pandemic, we held “SAITAMA MEXICO CONFLUENCIA” inviting art works of 18 Mexican artists.
Moreover, it became a certain vigor exhibition to introduce Mexican Aztecan culture by holding workshops and musical performances.
I wish to make an outcome of international cultural exchange enlarge and make Nebula a bigger spiral.


Thirty years have now passed since we first started to hold exhibitions. Examples include:
1978-’83 Saitama Art Festival (6 times)
1984-’87 Gendai Bijutsu Festival (4 times)
1988 Exhibition of Contemporary Art by 120 Artists (Pre-CAF)
1989-’91 Contemporary Art Festival (CAF, in its initial stage) (3 times)
1993-2003 CAF (in its 2nd stage) (10 times)
2004- CAF.Nebula Exhibition (The Museum of Modern Art, Saitama, Sendai Mediatheque)

By means of projects such as these, CAF exhibitions were originally intended to raise social awareness of the expressions and concepts of contemporary art. The planning and managing of all the CAF exhibitions is done by the artists themselves.


PROJECTS OF “CAF.N Association”
2004.7 Contemporary Art From Japan in Iceland (Hafnarborg Museum)
2005.4 CAF.N in Kyoto (Gallery Sowaka)
2006,’08,’10,’12 CAF.N in Yokohama (The Yokohama Civic Art Gallery)
2006.4 2006 CAF.N in Michigan (Michigan Univ. Gallery)
2006-’13 COMPARAISONS in Paris (Grand Palais)
2007.2 CAF.N in Ginza (Gallery Kaze)
2007.5 CAF.N in Matsue (Shimane Art Museum)
2007.9 CAF.N in Sendai (Sendai Mediatheque)
2008.4 CONTEMPORARY ARTISTS OF JAPAN (North Arizona Univ. Gallery)
2008.5 2008 CAF.N in Latvia (Riga Museum of Foreign Art)
2010-’18 CAF.N in Biwako (Otsu City Museum of History)
2011.5, 2017.6 CAF.N in Kanazawa (21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)
2012.8 CAF.N in Kumamoto (KUMAMOTO PREFECTURAL MUSEUM OF ART)
2014.7 CAF.N in Shibukawa (Shibukawa City Museum)
2019.5 CAF.N in Sakado (Art Gallery Gekkeizyu)
2019.8 CAF.N in MEXICO ― CONFLUENCIA ― (universidad de Guanajuato)
2020.7 CAF.N in Biwako ― KUROGO Vol.1 ―
2020.8 CAF.N in Biwako
2021.3 2021 Exhibition CAF.N in Spring
2022.5 CAF.N in Kanazawa (21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa)
2022.7 CAF.N in Biwako (Otsu City Museum of History)




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